Q&A よくあるご相談
エンジニアにとって、施工前も施工後もトラブルは必ず避けたいもの。数年経過した現場でよく耳にするこんなトラブルの数々をFIPなら案外シンプルに解決できるかもしれません。
●バルブのハンドルを紛失してしまう。
●開けるな!危険の貼り紙に見覚えはありませんか?
●流量計が分かりづらい。
工前・施工後に関わらず、導入をご検討されたいお客様も是非一度、海外製品の取扱づらさを懸念される前に、FIPというグローバルスタンダードのバルブに一度触れてみてください。
Q1
海外規格の製品に合う
バルブが見つからない。
A1
“多様な国際規格に対応するバルブ”
- 日本国内のJIS規格品はもちろん、ISODIN規格やANSI,ASMEなどの海外規格品の接続も可能です。材質は主に、U-PVC(塩ビ)、C-PVC(耐熱塩ビ)PP(ポリプロピレン)、PVDF(フッ素樹脂)があり、隔膜やOリング材質は主に、FPM(FKM/バイトン)、EPDM(エチレンゴム)、PTFE(テフロン)等々。
- スピゴット(面融着)及びソケットフュージョン(ソケット融着)用のハンディタイプの熱溶着器も貸し出しいたします。購入ご希望の場合はお問合せください。
- FIPのバタフライバルブは、多様な国際規格に簡単に対応可能。
インサートプレートをフランジ穴各所に差し込むだけで、あっという間にJIS規格やANSI、ASME規格のフランジ接続が可能になります。
- 私たち、株式会社河口・サポートは、イタリアの各種プラスチックバルブ・継手ブランドであるFIPの日本正規販売代理店です。
前日本代理店製品コード、VTZ、VNZ、VZYその他、等々の製品をお探しの場合も一度お問合せください。
Q2
安全な設備の構築で、
大事な社員の命を守りたい。
A2
“ユニオンナットをロックする安全バルブ”
- FIPのバルブは、安全を重視した設計。
特にVKDボールバルブは、ユニオンナットをロックして振動や熱膨張、圧力の変動による樹脂材の伸縮による接続部の緩みを防止し、流体の漏れ噴出事故を防ぎます。
Q3
自社の設備を
オリジナリティある設備にしたい。
A3
“デザイン性でも選ばれるバルブ”
- FIPのバルブは、その優れたデザイン性が世界で評価されています。またデザインだけでなく、その耐久性や革新的な機能も選ばれる理由の一つです。
- 例えば、VKR流量調整バルブは、90°の開閉角度領域だけで流量の“微調整”が可能です。特殊なボール形状により開閉角度と流量がほぼ正比例の状態で流れます。このようにFIP社のバルブには独自の機能が満載です。
- FIPの樹脂製の流量計は、フロート材質ステンレス、PP、PP+マグネットにも対応可能で、デザイン性と機能性に優れた人気商品です。
流量計が見づらくてお困りの方に是非おすすめしたい商品です。
“ユニバーサルデザインの強み”
- 欧米では従来、多国籍の人々が働く現場のため、誰にでも分かる事を念頭にしたユニバーサルデザインが多く見られます。バルブもその一部です。日本国内の施工後の現場で見るに耐えない貼り紙などありません。それは、バルブ本体のデザイン性にあると言えるのではないでしょうか。
Q4
もちろん、
コストも抑えたい。
A4
“安全性を保ったコストダウンを実現”
- 新たに開発されたFIPのダイヤフラムバルブ「DKシリーズ」は以前のモデルと比較して最大90%のパフォーマンス向上に成功しました。
事実、独自に開発された内部構造は、流量係数(kv値)が大幅に向上し、圧力の損失減少に成功しています。
- 左図は、FIPのダイヤフラムバルブkv値を日本国内で良く用いられるCv値に変換し、国内製品と比較した数値です。
※kv値の流量係数はバルブ全開時、水20℃、特定位置で差圧1barの条件下での流量(l/h)です。
日本国内の一般的なプラスチックダイヤフラムバルブ(A社)と比べても、圧力の損失が少ないので、倍以上の流量確保が可能になります。 すなわちこれは配管のサイズを小さくしたり、ポンプのサイズダウンなどにより“省エネ=コストダウン”が実現可能です。
“緊急時でも工具いらずのバルブ”
- FIP社のバルブ製品には、イージーフィットシリーズというバルブ製品があります。中でも代表的なボールバルブVXEとVEEをご紹介させていただきます。
ハンドルがトルクレンチになりますので工具いらず。緊急時にその場で増し締め、脱着可能。 また、水や海水などの流体でお使いいただく場合は、VEE水用ボールバルブ使用でコストダウンが実現可能。